若い頃はバストのサイズが気になったものですが、年齢も30代を過ぎてくるとバストの下垂も気になりだし、40代になるとバストの垂れは、かなり現実的になってきます。
遅かれ早かれ誰もが下垂するバスト。
他人に言わないだけで当然すでに40代の私も、例外なく垂れ乳問題に直面してます。
定期的に体のラインをチェックしないと自分の体のラインの変化にびっくりするので、鏡を見ないのはあまり良くないと思うのですが、
お風呂の鏡を見る時は、絶対に眼鏡をかけないようにしていた時期もあります。自分の胸を見たくないから。
他にも、若い頃から買っていた定番ブランドブラジャーも、ブラのカップと自分のバストの形が合わなくなってきましたね。
ただ、私、今アラフォーですけど垂れ乳レベルは1で、下垂のペースは比較的遅めです。
(垂れ乳のレベルについては後でお話します。)
ナイトブラで垂れ下がったバストでも20代の頃のバストに復活する!とはさすがに言えませんが、
これ以上の垂れ乳は、ゴメンこうむりたいならば、ナイトブラの話をぜひ聞いてください。
垂れ乳さん向けのナイトブラの選び方ポイントは3つ
30代から始まる下垂バストさん向けのナイトブラ選びのポイントは、3つ。
- 肩紐の長さが適切かどうか。
- パッドが内蔵されているかどうか。
- デコルテを含むバストを覆う面積が広いかどうか。
以上の3つです。具体的に見ていきます。
垂れ乳さんには、肩紐の長さが適切なナイトブラがおすすめな理由
沢山のナイトブラを買って分かったのは、垂れ乳さんがナイトブラの選びで大事なのは、ナイトブラの肩紐の長さが適切かどうかです。
重いピアスで耳たぶが伸びるのと同じように胸の自重も垂れ乳の原因だと思うので、
どんなに値段が高くても肩紐が長すぎて、バストを下から支えらないナイトブラは、ダメダメです。
では、肩紐の長さがどの程度なら最適なのかの目安は、ゴールデントライアングルが胸元にできるかどうかです。
下垂バストを支えるためのゴールデントライアングルとは?
バストのゴールデントライアングルとは、バストの理想の位置を示したもので、
下の画像のように左右の乳首と鎖骨を繋げた点が正三角形になっている状態を言います。
(上の画像はラディアンヌの公式サイトの画像です。
画像のラディアンヌのすっぴんナイトブラのレビューはこちら)
これよりも上の位置でバストを上げると胸の形が見苦しくなるので、このゴールデントライアングルの位置がベストだと思います。
垂れ乳さんだけでなく、あらゆるバストはゴールデントライアングルの位置で固定されていれば、下支えは十分。
胸元にこのゴールデントライアングルが生まれるナイトブラが理想です。
垂れ乳さんには、パッド入りのナイトブラがおすすめな理由
次に重要なのは、パッド。パッドアリがお勧め。
パッドありパッドなし両方のナイトブラを着てきましたが、
パッドなしでナイトブラ特有の柔らかい生地だけで左右それぞれのバストを支えるかは、ちょっと厳しい、と感じます。
ちょっとイメージしてほしいのですが、硬いマットレスと柔らかいマットレスの上に、それぞれ一つづつ卵を置くとします。
柔らかいマットレスの上に置いた卵の方が、深く沈みこみます。
それと同じで、パッドがない薄い布だけのナイトブラでは、胸が下方向に落ち込みやすくバストの下支えが物足りません。
パッドが必要なのは分かった。じゃぁパッド形でおすすめってある?
パッドの下側が膨らんでいるタイプの方が、地味に胸を持ち上げてくれるね。ただ過度な期待は禁物。
試しに、人差し指と中指をそろえて下乳にあてがってみて下さい。
バストトップの位置が上がるはず。
これをパッドの凸でつくるというわけ。
ただ、パッドでぐっと胸を上げるとなるとかなり分厚いパッドが必要となり、寝心地の邪魔になります。
なので、寝やすいナイトブラは、パッドの凹凸は緩やかで胸は微上げで収まるのが一般的。
パッドありにはこだわった方がいいと思うけど、パッドの形や膨らみよりも、ナイトブラの肩紐の長さの方が垂れ乳さんには重要だ思う。
垂れ乳さんにはデコルテがおおわれているデザインがおすすめな理由
デコルテの部分がナイトブラで覆われているかどうかも、垂れ乳さん向けのナイトブラ選びで重要ポイントだと思います。
なぜかと言うと、バストはクーパー靭帯の損傷によっても下垂するからです。
クーパー靭帯とは、バストと体を繋ぎとめる結合組織のこと。
そして、クーパー靭帯は、外側からの刺激で切れたり伸びたりします。
だから、垂れ乳ケアとしては、デコルテ部分含むバスト全体をなるべく動かさないような作りのナイトブラがおすすめです。
横になった時にバストが無駄揺れしないナイトブラのデザインとは?
- バストを覆う面積が広い
☆肩紐の幅が太い
☆脇の下までしっかりナイトブラの布がある
☆谷間が見えにくい
脇の下が開いてたり、谷間も見えるナイトブラも売ってますけど、肌が見えているとその部分の肉は無防備です。
横になった時にデコルテの肉がムダに動いて、ナイトブラを着ける意味がないナイトブラもあったので、デコルテが覆われているものや肩紐が太目なものから選んだ方が垂れ乳さんには安心だと思います。
脇の下ギリギリまで布があるナイトブラならさらに安心。
デコルテの部分の肉を固定するとバストに変化は現れるのか?
バストの下垂を遅らせるために、デコルテ部分を含むバストを覆うナイトブラがおすすめと書きましたが、バストのサイズアップのためにも、バストを広く覆うナイトブラの方がいいのか、という話をします。
全ての女性にとってナイトブラ+マッサージ&筋トレ&ストレッチをした方が、脂肪が定着しやすいとは、正直断言はできません。
でも、私の実体験では、バストマッサージや筋トレ&ストレッチだけよりも、ナイトブラを着用し始めた方が、バストサイズに変化がありました。
医学的な根拠はあるのか、ナイトブラが胸のボリュームにどう貢献するのか気になるのでいろいろ文献を当たってみましたが、正式な論文は見つかりませんでした。残念。
それでも、医療法人親友会島原病院(京都市)の医師で肥満や糖尿病の専門医・吉田俊秀医師によるコメントを発見。
体をもむと、脂肪細胞内の中性脂肪は遊離脂肪酸とグリセロールに分解。
遊離脂肪酸は血中に放出され、代わりに脂肪細胞内に水分が入り込む。
さらにもみ続けると徐々に水分も排出されて脂肪細胞が小さくなる。「ただもむのではなく、食事や間食、運動など1日の行動を振り返りながら行うと、ダイエット効果につながりやすい」(吉田医師)。引用 日経ドクター 太もも二の腕下腹が細くなる脂肪潰し&脂肪流し
先生いわく、揉むとその部分が細くなる!
それなら、なるべく動かさなければ、その部分の太さは維持される根拠になるような、ならないような(笑)
揉むと揉んだ部分が細くなるという主張は、信じられないかもしれません。ですが、ボリュームがなくなった胸に、揺らすなどの刺激をあえて与える必要はないんじゃないでしょうか。
一方、ゆるいナイトブラやノーブラだと、バストの肉が背中まで流れると信じて、必要以上にキツめのナイトブラを探している人がいますが、バストの肉が背中まで移動することはありません。
背中の肉がスーッと胸に集まるって信じたくなる気持ちは分かるけど、バストの肉が自由自在にあちこち動くのであれば、うつ伏せ寝の人はみんな巨乳じゃないとおかしい。
なので、ナイトブラがバスト周辺にほどよくフィットしていればOKだと思います。
垂れ乳さん向けのおすすめナイトブラ3選
垂れ乳さん向けのナイトブラの選び方をシェアしましたが、具体的な垂れ乳さんにおすすめするナイトブラはこちらです。
どのナイトブラも
- パッドあり&
- 肩紐が太いorデコルテが隠れている
- 着心地が良いもの
です。アラフォー管理人が使ってみてピックアップしてみました。
二つの中から身長や予算で選んでみると良いと思います。
ナイトブラだけで垂れ乳が解消されるのか?
答えはNO!です。
知っている人は知っている志村けんの昔のコントにあったようなUU型になってしまった垂れ乳を、かつてのお椀型のバストに戻すのは、シリコンをぶっこむような外科手術以外まず不可能です。
受け入れがたいですけどね。
なぜ胸が戻らないのかと言うと、UU型のバストは、胸と胴体を繋ぎとめるクーパー靭帯が伸びきっているからです。クーパー靭帯は伸びたら最後。縮みません。
ただ、今以上、垂れ乳が進行しないように遅らせたり、大幅改善はムリでも下垂を少しづつ改善することは自分の経験からできると思っています。
ワコールの研究による垂れ乳の進行は以下の3ステップ。
私は、このステップ1のデコルテの肉が落ちるそげ胸のレベルだったのですが、そげた部分はだいぶ復活して、お肉がふっくらついてきてます。
(画像準備中)
ワコールの研究でも、バストの状態には個人差あって、
個人差が生まれる原因は、運動習慣の有無も原因の一つだと言われています。
体型変化は全ての人に同じように起きるものの、その変化が非常に小さい人がいることもわかってきました。その人たちの行動・意識を調べると、「運動」「食事」の習慣にはっきりした特徴があることが見えてきました。
私は、胸の垂れ具合の進行を生活習慣や運動などでケアしました。
垂れ乳になる理由を知って、下垂ケアに生かそう。
ナイトブラを付けているだけでは満足するのは勿体ない。
二つのバストが垂れる二大原因を知って垂れ乳を予防していきましょう。
ワコールによるとバストが垂れる原因は以下です。
・ホルモンバランスの変化
加齢や妊娠出産によってホルモンバランスが変化すると、
バスト全体がやわらかくなっていく。
・重力や揺れなどの刺激
重力や揺れなどの刺激を長時間受けることで、
バストの内部を支えるクーパー靭帯が伸びてしまう。
アラサーになると20代の時とバストの形が変わってくるので、バストが垂れる主な原因は老化現象だな、と実感すると思います。
悲しいかな。老化を完全に食い止めることはできません。不老不死はアニメの世界。
つまり、誰もがバストに無頓着な生活をしていると、誕生日が来る毎に勝手にバストが垂れる。
(キャァー)
そして、バストの自重も垂れの原因です。
なので、老化と自重に対してアプローチしていくのが有効です。
私自身、下垂ケアをし始めてから、デコルテのそげがだいぶ改善されてきているので、
同じような下垂の悩みを持つあなたに、私がやっている垂れ乳ケアをお伝えしたいと思います。
筆者が垂れ乳改善のために行っているおすすめ対策
バストは、若くてもバストの自重で下垂していくし、
バストサイズに関係なく、小さくても大きくても、今までプリッとした硬めのバストの肉質が、老化や妊娠出産によってやわやわと柔らかなバストになり、それに追い打ちをかけるように、重力によってもバストの形が変化します。
それらにあらがうために、私が実際に行ってる下垂ケアを紹介します。
下垂ケア | 目的 |
---|---|
ナイトブラの着用&ブラジャーの着用 | バストの自重による下垂をケア |
バストマッサージ&ストレッチ&筋トレ | 新陳代謝を活発にして、皮膚の衰えをケア 大胸筋を鍛えることでバストのそげをカバーする |
*自重による下垂を防止するためにも、ナイトブラだけでも付けた方がいいですよ。
詳しく見ていきましょう。
垂れ乳への対策1 自重による下垂を食い止める
バストにかかる重力に逆らうには、バストが伸びて垂れないように、ブラジャーやナイトブラでバストを支える必要があります。
バストが大きければ大きいほど、バストも重くなるので、バスト自身の重さ(自重)による垂れは、若くても起こります。
サイズの合ったブラジャーやナイトブラの着用は下垂ケアには必要不可欠です。
失敗しないナイトブラの選び方はこちら
垂れ乳への対策2 筋トレ&ストレッチ&マッサージで新陳代謝をアップ。
バストマッサージや筋トレ&ストレッチは、血行を良くし新陳代謝を少しでも良くできると言われています。
また、筋トレによって大胸筋を鍛えると、デコルテ部分がふっくらするのでおすすめです。
バストのそげが気になる人は、腕立て伏せから始めてみるといいと思います。
私のデコルテも、うっすら筋肉がついたことでそげが気にならなくなりました。
バストがUU型で筋トレをやり過ぎると垂れ乳の上に大胸筋のふくらみが出現して、
横から体を見ると、バストが「β」になってしまいます。
また、バストマッサージやストレッチをするようになってから、デコルテに肉が付きやすくなりましたし、それによりブラジャーのカップサイズがアップしました。
ちなみに、私は、バストアップDVDを購入してバストマッサージを習得しました。
公開することはできませんが、似たようなマッサージ動画をyoutubeで探してますが、なかなか見つかりませんね。
見つけ次第アップできたらと思っています。
加齢も止められないけど、年齢よりも若々しい人は沢山います。老化は緩やかにできるはず。
バストの加齢も遅らせてやりましょ。
シミやしわ予防のために日焼け止めを塗る人と、日焼け止めを塗らない人とでは、同じ年齢でも見た目に差がでます。
同様に、バストの老化である垂れ乳も、対策をするかしないか!
コメント